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好きなことと日常生活についての雑記

1789-バスティーユの恋人たち-を観てきた④

5月4日ソワレと5月6日マチネを観てきました。前回から約2週間ぶりの1789。

 

5月4日

キャスト

ロナン:小池徹平

オランプ:神田沙也加

マリーアントワネット:凰稀かなめ

 

 

しばらく空くと少し新鮮さを取り戻して観られるような気がする一方で役者さんの演技は深まっててすごく面白かった。

 

 

まず、徹平ロナンの歌声に柔らかさが増してて沙也加オランプとのデュエットが格段に進化していつまでも聴いていたいくらい上手く溶け合ってた。

 

前回、ラマール様の恋心に気付いてからすっかり応援するスタンスで観てたんだけどオランプちゃんが絡むと途端に徹平ロナンにも負けないくらいおめめキラキラしだすように見えてだんだん可愛く見えてきた。報われない恋でも健気なラマール様ファイト←

 

この日からデムーランがかっこよすぎてロナンがいない場面は双眼鏡は完全にデムーランをロックオン!めっちゃ好きなタイプのお顔と歌声。”誰の為に踊らされているのか?”のときに革命家3人が上着を脱いだ姿で踊るのがもう…細すぎずゴツすぎない体つきが最高じゃん!パーフェクト!なんで初演で気付かなかったのか、とてつもなく大きな損失…。とりあえずデムーランが好きすぎてリュシルに嫉妬しそうになった←

 

 

かなめマリーの調子はちょっと悪かったのかソロパートで歌がずれてた気がする。

 

ラマール様の骨相診断

みどりの日に緑の服を着てミュージカルを観に来たら目の前に現れたおっさんに緑の服をいじられ、幕間や終演後にあの緑の服の人よと言われて緑の服なんか着てこなければよかったと後悔したことがあるに違いない。」

「分かるんですか?」

「見ればわかるだろ!」

とうとう骨相じゃなくなったw

 

少し間隔を空けてみるのも新鮮味が取り戻せて面白かったけど沢山観たいとも思うジレンマ。

 

 

5月6日

キャスト

ロナン:小池徹平

オランプ:神田沙也加

マリーアントワネット:龍真咲

 

この日はたくさんあるチケットの中で数少ない下手側2階席。ほとんど上手側だからこの角度は貴重だと思っていろんなところを双眼鏡で覗いた。

 

4日に感じた徹平ロナンの歌声の柔らかさは健在、それでも芯を失わない真っ直ぐ飛んでいく歌声を感じて「最高に好き!」って改めて思った。

徹平ロナンの兄貴力が回を重ねるたびに強くなってるように思った。周りの革命家たちと比べると体は小さいけど気持ちは周りをどんどん引っ張っていくからラストで倒れるところから"悲しみの報い"で跳ね橋の上に登場するところで涙がボロボロ出てきちゃって大変だった。

王妃とフェルゼン伯爵の密会の場面で徹平ロナンがステッキを抱えて寝転んで眠るところが可愛すぎた。キュッと小さく体を丸めてる姿がマジで小動物。

 

デムーランの頼れるお兄さんっぷりがとてもよい。さりげなくロナンやロベスピエールを支えてる感じがする。印刷所に手入れが入る場面で逃げるロナンを見届けてから自身も走り去っていくところとか、ロナンがペイロールと対峙するときに背中に手を置いてるところがすごく好きだった。

初演のMVPはラマールだったけど再演はデムーラン!頼れるお兄さんになったからか革命派の強固な柱になったように思う。初演のときにはダントンが第三身分同士の格差を繋ぐ架け橋であり、革命派を牽引する柱だと感じたけど、再演での渡辺大輔さんの成長がそのままデムーランの成長にもなって革命派を牽引する部分が出てきてたのがすごく良かった!これは推しが増える予感!

 

カテコでダントンがシャルロットにお先どうぞって仕草をしてたのにシャルロットが華麗に無視してダントンの背中を押して捌けていったのが可愛すぎた。

 

ロナンが撃たれて息絶えた直後のロベスピエールが大分仰け反ってて「もしかしてお前も撃たれたのか!?流れ弾でも当たったか!」と思ってちょっと笑っちゃった。4日はあまり見てなかったから気付かなかったのかな?4月から随分オーバーアクションになっててびっくりした。

 

ラマール様の骨相診断

「GW最終日をイケメンがたくさん出るミュージカルで締めくくろうと思ったのに金髪のおっさんに弄られて早くあっち行けと思っているに違いない。」

「分かるんですか?」

「頬骨の感じでな。」

久々の頬骨。ラマール様のアドリブがだんだん長くなってて面白かった!