右手と左手に一つずつ

好きなことと日常生活についての雑記

戸惑いの惑星と新曲のこと

 待ちに待ったTTT福岡公演、初めて飛行機で遠征してきました。超今更だけど感想は書きたい怠け者です。

 

公演を観る前にレポが雑誌に載るので、購入しつつも開かず積んでばかりで我慢するのに苦労した。観たあとは「解禁じゃー!」と言わんばかりに読み漁った。

で、肝心の感想がこちら。(not時系列)

・曲のアレンジがすごく好き。

・”不惑”の歌詞の順番が変わってる。

・集合無意識の空間に長谷川が入ってきたあとの”ちぎれた翼”が控えめに言って最高。大好き、泣く。トニコンのDVD見ながら生で聴けることなんてないだろうなと思っていたけど聴ける世界が存在してた!

・長谷川の儚いキャラクター性が胸にキュンとくる。イノッチが演じるからこそギャップがあって余計にキュンとくる。

・奇跡を研究する由利がマニアックすぎて大好き。

・楽器を演奏する3人がかっこいい。お世辞にも上手いとは言えないけど、短期間で聴けるレベルまで持っていってるだけですごいとしか言えない。是非ライフワークにしてもっと上達した演奏を聴いてみたい。

・三池が描いた似顔絵によって死期が近いことを改めて知った彼女が三池を傷つけないように嘘の手紙を書き、傷つけないようにしたはずがやっぱり傷ついて三池が絵を描けなくなるのが切ない。

・嘘の手紙を依頼したのが彼女を好いていた長谷川で、この依頼を受けてはいけないと感じつつも受けてしまう長谷川が愛しくてたまらない。

・彼女の本当の気持ちを書いた宛名のない手紙が、最後に思いもよらない方法で宛てた人に届くというのが色んな切なさを経て一層泣きそうになった。

・今まで聴いていたトニセンの楽曲が全然違う物語になることに驚きしかなかった。けれど以前より一層好きになった。

・長谷川が最後に見た似顔絵が般若でないことを祈りたい。

・マダムな長野君が似合いすぎてて怖くなってくるw

・ちょっとおバカな感じのチンピラが可愛かった。漢字だらけじゃ漢文になりかねないぞ、なんて思ってました。

 

超ざっくり。Twitter界隈に考察してる方がいて「そんな見方があるのかー」なんて他人事のように読ませてもらったりしてます。なんであんなに考察できるんだろ?思い出したことがあったら加筆していこうかと思います。時間とお金と運があればもう1度観たかったのでいっそのこと再演してくださらないだろうか。いつでもお財布を開く準備はできてますよ!

 

 

それから、新曲”Can't Get Enough/ハナヒラケ”も発売日にしっかり入手しました。

控えめに言って最高です。初挑戦のVRの殺傷力に見事に打ち負かされました。”Can't Get Enough”のダンスはかっこいいし、距離感がすごく近く感じられて「これがVRか!」と大興奮!ビューアーを顔に押し当てて右に左に首を振る姿は家族からとても奇妙に見えたらしいですが、私は周りの光景も視線も全くわからないので気にしません!

ただ、もっと殺傷力をもった映像がまだ控えているのです。”足跡”のレコーディング映像を侮ってはいけませんでした。まさか間奏で坂本さんがこちらを覗きこんでくるなんて思わなかったよ!とっさに目をそらしました。ラブセンがよりリアルになって戻ってきた気分でした。最新技術ってすげー、新しいことに挑戦していくV6もすげー、こんな挑戦をさせてくださるavexのスタッフさんもすげー。満足できないってタイトルなのにこんなに満足感があっていいんですかね?カップリングの曲調も全然違うので大満足の1枚です!

 

さらに、5月3日に新曲が発売されるようで今からワクワクが止まりません。今年は随分と活動的でお財布から嬉しい悲鳴が聞こえてくるような気がします。欲を言えばコンサートがあるとなお嬉しい。とにかく楽しみのために働くのみです! 

 

ミュージカル「キャバレー」の感想

 1月にキャバレー観てきました。書こうと思いつつ放置して1ヶ月半ほど経ってしまったので、今更感がハンパないですがやっぱり何か書いておきたい気持ちが抑えられない。

 

・真っ先に言いたいのはまさみちゃんの衣装がエロすぎたこと。肌色多くない?大丈夫?見ちゃいけないものを見てる感じがすごくて思わず双眼鏡でガン見した←

・石丸さんの歌声すごく好き。今回初見の俳優さんで1度は観てみたいと思っていたところでの徹ちゃんとの共演でなんて俺得!とか思いました。

・石丸さんの演じたMCは、物語に登場する主要な人物の中でMC以外の私的な部分の描写がないことですごく異質で人間味がないように感じた。サリーもキャバレーで働いているがクリフとの恋で気持ちが揺れ動くさまは見て取れるし、シュルツとシュナイダーも然り、エルンストにだって人間を感じさせる部分はある。けれど、MCにはそれがなくてナチスの台頭によって大きく変化する情勢にも流される様子も感じなかったせいかナチス以上に不気味に感じた。まさに物語全体を支配して進行するMCといった感じ。

・そんな不気味なMCでしたが、衣装のズボンが膝上でソックスの丈と相まってお膝に絶対領域が…サリー以上にガン見しました← まさか男性のお膝に萌える日が来るとは思わなかった。

・クリフについてはちょっと印象が薄め。おかしいな、半分くらい徹ちゃんのお芝居見たさに行ったはずだったのに。ただ、観終わってから思ったのは、彼は作家としてはあまり大成しないんじゃないかな?ということ。折角ドイツまで出てきたのになかなか執筆は進まず、サリーと恋に落ちて情勢が悪くなるとアメリカへ帰ってしまう。こう書いてみるとなかなかの情けない青年ぶりが浮き彫りにwいや、自分の身の安全は大切だから当たり前だろうけど、そういう意味では物語の中での平凡さが際立っていたように思う。

 

1回しか観に行けなかったのが残念だった。ちょっとだけMCロスに陥りました。

 

 

余談ですが、DEATH NOTEと1789の再演おめでとうございます。デスミュはWOWOWの放送でしか見ていないので楽しみです。1789については言わずもがな、パワーアップしたロナンが見られることを期待して全力でお金貯めて待ってます。

マイ・フェア・レディを観た②

 前の記事で書き足りなかったことを少々。主に松尾さんのことになりそうだけど。

 

 まず、主役のイライザ。全部通して何着も衣装があったけど、どの衣装もすごく素敵でした。強いて言えばアスコット競馬の場面のモノトーンのドレスが1番好きだったなぁ。イライザの好きな場面もアスコット競馬なんだけど、貴婦人の姿でうっかり下町娘の言葉遣いが出ちゃうちぐはぐ具合がツボに入って面白かった。フレディの恋もこの失敗がないと生まれないわけだから、一瞬でもフレディとくっつかないかなぁと思った自分にとってはたまらなく好きな場面です。

 ドゥーリトルがイライザに金をせびる場面でどうにか口実を作ろうとするドゥーリトルがなんとも可愛らしい。

7/30

大げさに手を震わせるドゥーリトル

イライザ「手ぇ震えすぎじゃね?」

 

8/6マチネ、8/7千秋楽

杖をつくフリをするドゥーリトル

イライザが杖を蹴飛ばす

ドゥーリトル「あぁ、しどい!」

 

金をせびったり、鞭で折檻とかなかなかひどいことを言ってたドゥーリトルを見捨てきれないあたり親子ってこんな感じだよなぁ、と思った。ドゥーリトル親子の絡みは傍から見ている分には微笑ましくて好きです。実際にあんな親父だったらイライザ同様にお断りしたいw

 

 それから今回のお目当てだった松尾さん。出てくるのが楽しみで2回目以降は終始ガン見してました。ドゥーリトルの曲で手拍子があったりして楽しかったのもあるけど、松尾さんのアドリブが面白くて1回じゃ物足りなくなりました。特に好きだったのは酒屋の場面。

7/30

 帽子の後ろの布を立ててミッキーの物真似

8/6

やっぱり布を上手く使ってナポレオンの物真似

ドゥーリトル「私の辞書に不可能という文字は…」

店主「ない!」

8/7

再びミッキーの物真似

ドゥーリトルの憎めないオヤジ感は絶対この辺のアドリブのせいだと思う。酔っ払いならしゃーないか、みたいな感じでw

 

 ヒギンズがイライザに早口言葉を言わせようとして自分が噛んでたのはアクシデントとはいえ面白かった。その時のイライザのしたり顔も最高に可愛かった!ピッカリング大佐との絡みでイライザの発音が正しいものになったあとで2階に駆け上がっていく場面で、イライザの衣装の飾りがこうだといい感じだみたいなことを言いながらケツを撫でまわしたり、それに動揺したのか大佐がなかなかドアを閉められなかったのがちょっと可愛かったり。

 

 カーテンコールはドゥーリトルとヒギンズ夫人が仲良さげで微笑ましかった。7/30は2回目でヒギンズ夫人をエスコートしてたけど、最後はフレディの手を取って捌けたのが不満だったのかもう1度連れ戻して改めてエスコートしてたのが可愛らしくて仕方なかった。8/7にはフレディとドゥーリトルがお話ししてたり、ヒギンズ夫人がエスコートをねだったり、自由だなぁと思いながら観てました。 

 

 気付けばあと3日でお気に召すままのMy初日。大急ぎで書きました。私の脳の容量なんてたかがしれてますから、次の記憶で上書きされないうちに書きたかったのでかなり雑に…。

 話は変わりますが、来年のトニセンの舞台が当選したので今から楽しみで仕方ないです。V6がすっかり生活の一部になっていることを2年前の自分に教えてあげたい。迂闊にのぞき込んではいけないぞ、幸せとともにお財布が寂しくなるからと。でも、徹ちゃん経由でミュージカルにハマったことを考えたら無駄か。そういうわけでV6にハマってもうすぐ2年経ちます。あっという間ですね。昔書いたものをうっかり読み返すと消したい衝動に駆られますが、記憶の一部なので結局消せないジレンマを感じます。

Mステ ウルトラFESと近況を少々

 最近、V6のことを全然書いてなかったせいか書きたくてウズウズしていたのです。そこへやってきたMステウルトラFES。相変わらずかっこいいおじさん達でした。

 

 いつの間にか岡田君におヒゲが生えていたことに多少驚きましたがイケメンっぷりは変わらず。三成役のためのおヒゲかな?戦国武将の中で三成はかなり好きなので映画が楽しみです。衣装も黒にまとまっててかっこよかったですね、1人を除いて。勿論かっこいいことは否定しませんが、坂本さんだけシルバーのジャケットだったのはなぜでしょう?個人的には見つけやすい上にかっこいいので何の問題もないけれど、黒でもいいのよ(・ω・)?あ、でも短めの丈だったのはすごく好き。ただでさえ長い足がさらに長く見えて満足のあまりサクッと昇天、オタクって単純だな。

 ドリフェスは外れたし、一般も取れる気がしないので6人を拝めるのは一体いつになるかわかりませんが、早く拝めることを祈ってます。今1番気になるのは、トニセンの音楽劇の当落ですね。当落発表はいつだってドキドキです。

 

■さらっと近況

 カープが優勝しました。おばあちゃんがビールかけTシャツを買って送ってくれました。25年ぶりの優勝、前回の優勝のときに私はまだ生まれてなかったので初めて優勝を拝みました。

 新井さんのユニが欲しくなってきた。好きな選手が多すぎてユニ買いたくても絞り切れずに2年も悶々とした日々にお別れできるかもしれません*1。菊池とか丸とか誠也とか、いい感じの若手が出てきたと思ったらベテランも活躍するんだもの、目移りするばかりです。薮田や塹江君にも期待したいし、数年前にはこんなふうに悩むことなんて想像もできなかったのに…。まだ終わったわけではないけれど、今シーズンはすごく楽しくて幸せだったなぁ。カープありがとう!CS頑張れ!

 

*1:初めてユニ買いたいと思ったのは篠田だったけど買う前に引退してしまったというちょっと苦い思い出があるので今度こそ買いたい…

キンキーブーツとマイ・フェア・レディを観た

 7/30のマチネでキンキーブーツを、ソワレでマイ・フェア・レディを観てきました。本当は1公演しか観る予定のなかったマイ・フェア・レディですが、つべの水田航生トライアル!*1を見ていたら観劇予定の日を待てなくなって当日の朝に買いに行ってしまいました。お金と時間にほんの少しの余裕があると無駄に行動力が湧いてきますね。人生初の1日2公演の観劇です。

 

■キンキーブーツ

 1週間前に見たばかりだったけれど意外と新しい発見もあったりした。やっぱり2回観に行って正解だった。

 すごく細かいことだけどクライマックスの場面でジョージが履いてるヒールが他の人より少し太めだった。さすがにピンヒールは無理だよね。でも高さは他と大差ないし、普通に履きこなしてるのがすごかった。改めて見るとユニオンジャック柄のブーツがとてもよく似合っていて素敵でした。彼の低音の歌声も結構好きだった。それと、ダンスが可愛かった。

 チャーリーに恋するローレンは、1789のソレーヌのときとは打って変わっていつまでも見ていたいくらい可愛くなってて感動した。恋する女の子っていいなぁ。ミラノへの気持ちが空回りして孤立していくチャーリーをそっと支えるところが本当に好き。チャーリーと結ばれてよかったねって言いたくなる。

 孤立していくチャーリーの演技も初めに見たときから心臓をギュウッと掴まれるようで、2回目に見たときはそろそろあの場面だと思うとちょっと苦しくなったりした。ローラと比べたら見た目はごく普通の男性かもしれないけど、孤立して苦悩したり、父親ゆずりの靴への情熱を秘めていて思い切ってニッチな市場を開拓しようとするところは応援したくなるので見ていてすごく励まされた。

 

 ただ、少し残念なこともあったので愚痴がてら反面教師にするために書いておきたい。前屈みで観劇する人が前後左右にたくさんいて、見づらいわ集中できないわで1回目に観に行ったときはストーリーに感情移入できなかった。当然ながらスタオベする気になどなれず、モヤモヤした気持ちで帰宅しました。特に嫌だったのは特定の俳優さんが出てきたときに前屈みになっていたこと。確かに女装姿は素敵だし、ピンヒールで踊ってのもかっこよくてもっとよく見たいと思うのはわかるけど、それならオペラグラスでも双眼鏡でも使えばいいのに。観劇するようになってからまだ日が浅い自分が言うのもなんだけど、マナーくらい調べないのだろうか?作品は良かっただけに本当に残念だった。

 

 

マイ・フェア・レディ

 MURDER for Twoで松尾さんの歌声を聴いてからほかの作品も観てみたいと思って当日にチケットを買ってしまいました。その結果、うっかりハマってチケット増やして全部で3公演観ることになりました。 すごく面白かったです。キンキーブーツを観た直後だったので、客層の幅の広さが新鮮に感じました。歴史の長い作品だからこそ様々なファンがいるんでしょうね。ほとんどの役者さんが初見だったので、簡単に印象でも書いておきたいなと思います。

 

・イライザ(真飛聖さん)

 花売り娘と貴婦人のギャップが大きくて単純にすごいなぁと思った。言葉遣いを学んでいく過程や自分が研究対象でしかないことを悟って怒り出すところで色んな表情が見えるので、カラフルな積み木が入ったおもちゃ箱のようで観ていてとても面白かった。

 

・ヒギンズ教授(寺脇康文さん)

 初めて観て「なんてムカつく男だろう」と思ったwとても個人的なことだけど、独身でどこか子供っぽくて若干マザコンの気を感じるところが職場の上司とダブって見えてムカついたんだと思う。観る前は教授という役のイメージとして小難しい性格のインテリさんかなぁ、なんて思っていたけど想像以上にコミカルだった。周りにいるピッカリング大佐やピアスさんが割と落ち着いているから余計に目立つのかな?

 

ピッカリング大佐(田山涼成さん)

 THE・いい人。教授にしごかれているところをもう少し優しくするように窘めてくれたり、ドレス姿を褒めたり、基本的に優しい。教授のおかしな動きを真似してさらにおかしくなるあたりがちょっとした癒し。

 

・ピアス夫人(寿ひずるさん)

 奔放に舞台の上を駆け回る教授にピシッと言える人。もっと歌声を聴いてみたかったなぁ。ときどきビビってる教授が面白かった。

 

・ヒギンズ夫人(高橋惠子さん)

 とっても綺麗なお母様。歌はないけど要所でいいとこ持ってく感じ。こんな素敵なお母様からどうしてあの息子さんが?と若干の疑問が…。きっとお父様に似たのかな?イライザと庭で話してる場面がすごく好き。

 

・フレディ(水田航生さん)

 裕福な家柄の世間知らずなお坊ちゃま。アスコット競馬でイライザの下町言葉を聞いてまさかのフォーリンラブ。今まで知らなかったものへの好奇心もありそう。1日に2、3通も手紙を書いてしまう惚れっぷりは一直線すぎていい意味でお花畑キャラ。てっきり最後にイライザと一緒になるかと思ってた。

 

・ドゥーリトル(松尾貴史さん)

 今回のお目当てでMURDER for Twoで観たので最後にしてみました。どの場面で登場しても酔っ払っているダメ親父。娘にまで金をせびる。でも、どこか憎めないキャラクターだったのが印象的。ドゥーリトルの曲で手拍子するのが楽しかった。

 

 全体的にすごく面白くて、観終わるとまた観たくなってうっかり3回観てしまったのはちょっとした誤算だった。おかげさまで暑い夏に反して懐がとても涼しくなりました。間違ったクールビズか。

 イライザに金をせびる場面と酒場の場面のアドリブが面白かったのと、大佐がヒギンズの動きを真似るところも毎回ちょっとずつ違っていたので観るたびに楽しみにしていました。イライザはどうしてヒギンズのもとに戻ろうと思ったのかイマイチ納得できなかったのはちょっと残念。結構ひどい言い合いだったのでどうやって収めるのか楽しみにしていたのだけど唐突に戻ってきたように感じてしまいました。それと、ヒギンズの曲で「女はどうして母親のようにできない」という歌詞があったけれど、ヒギンズにとっては女と母が同じ女性でも全く別だという認識なのが興味深い。簡単に一言で片付けるならマザコンだよなぁ、と感じました。

 脚本に関してイライザの下町訛りが江戸訛りに翻訳されてるのがわかりやすくて面白かったので結構好きです。「ひ」が「し」になってたので「品のある広い額」が「しんのあるしろいしたい(芯のある白い死体)」になっててヒギンズが怖がるのが面白くて大爆笑してしまった。まだ名古屋公演と大阪公演が残ってるけど、また再演されるならぜひ観たいなぁ。気が早い?

*1:フレディ役の水田さんによる舞台裏レポのようなもの

キンキーブーツを観てきた

 先週、キンキーブーツを観てきました。公開稽古の映像を見ただけでも期待値が上がっていたけど、そんな期待値を軽々と超えていくくらい面白い作品でした。

 

 春馬君の女装姿はかなり迫力があるし、インパクトも抜群。なにより女装と言えど上半身の筋肉がしっかりしてるので見た目が完全に男性であることがすごいと思った。可愛く女装するなら徹ちゃんも過去に何度かやっているけど、男性の見た目のまま女装するのはバランスが結構難しそう。

 難しいと言ったらあのピンヒールで踊るのもだいぶ難しいんじゃないだろうか?スタイルいいのにさらに際立つし、ヒールって素敵だね。でも、マイ・ベストオブヒールはジョージ役のひのあらたさん。思わぬ伏兵でした。似合う似合わないじゃなくて「なんか好き」。よくわかんないけど好き。週末にもう1度観る予定なので好きな理由がわかればいいんだけど…。

意外とヒールが似合ってて驚いたのはドン。客席のどよめきがヤバかった。あの体格で真っ赤なヒールは存在感が違うよ、ある意味1番美味しいとこを持ってったんじゃないかな?履きなれないヒールでフラフラしながら踊るチャーリーも生まれたての小鹿のようで可愛かった。男性が履くヒールもいいもんだなぁ、もう1度観るのがとても楽しみ。

続・MURDER for Twoが面白すぎた

 友人と12日の昼公演を観てきました。前日には東京ドームでQUARTETTOデートしてきたのでジャニーズ一色の週末になりました。

 

 今回は、事件現場で事故発生編です。前回、観ていていつかやるだろうなーと思っていたアクシデントキスが起きました。ヨンカーズが男の唇を知っちゃった!「ヤバイんっ!」って歌ってたけどヤバイことがまた1つ増えたw

少年合唱団による口笛講座

スキッド「ヨンカーズ見せてやれ!」

ヨンカーズ「口をすぼめて…」

マーカス「(振り向く)」

チュッ♡

マーカス&ヨンカーズ照れ笑い 

その後に登場するヘンリーからもキスに関して言及されるマーカスが面白かった。訛りが入ったまんま「距離感わかってます?」とか、「距離感掴めないんだよ、眼鏡にレンズないし」なんてメタ発言が飛び出したり、最後にボソッと唇の感触が柔らかかったとか言うから客席はキャーッて言いっぱなしだよ?私も言ったけどw あと、マーカスがヨンカーズをくすぐってちょこまかと逃げるのも可愛すぎ!頭から離れなくて困る。

 

 グリフが死ぬ場面では、マーカスが腕を引っ張ってぐいーっと起き上がっちゃってマーカスが若干困惑してた。前回見たときみたいに痛い思いはしなかったようでよかったwあとは、レポで見かけた虹色の靴下とやらも確認。靴下以外の衣装がシンプルだったせいかやたらと目立ってた。どんな意図があったかわからないけど、色んな役をカメレオンみたいに演じ分けていく坂本さんを見てたらいいアクセントだなぁ、と思った。

 

 携帯が鳴る演出は、罰ゲームがセットの1つの上に正座で座ることになってたけどあのポジションはファンにとってはただのご褒美だった。確かに座ったら足は痛そうだったけどもしかしたら耐えてしまう猛者がいるかもしれないw何より携帯の音に反応して出てきたダーリアの顔がこの世のものではない何かを見たような顔で衝撃的だった。周りの人もちらほら「顔wwww」ってつぶやいてて腹筋壊れるかと思ったw

 

 前回観てからずっと楽しみにしてたのが、マレーとバーブの喧嘩とバレットに尋問したいのにステフが出てきて苦労するマーカス。席が下手側の前の方だったので結構近くで見られるんじゃ…なんて期待を持ってたら予想以上に近くてビビった。坂本さんのお尻がめっちゃ拝めた←ステフの「まだあたし♡」も間近で見られて満足なのです。あの可愛さなんなの?終わってから2週間経つのに発作的に恋しくなるんだよー!「可愛いは作れる」っていうのを実感しました。あと、ダーリアの歌の最後で銀色の紙吹雪(?)がいい感じに胸元に入ってだいぶエロかったのも目に焼き付けてきました。

 

 終盤で、逃げたルーを追うために少年合唱団を呼ぶときに坂本さんが松尾さんの陰に隠れて指笛吹いてた。てっきりあれも音源かと思ってたけど、音源なら口笛を吹くふりをするマーカスに隠れて指笛を吹く必要はないだろうし、きっと本当に吹いてたんだろうなぁ。何でもできちゃうのかよ、かっこいいなー。

 

 カーテンコールで松尾さんに腕を引かれて捌けていくの可愛いなとか思いながら観てたら唐突にステフになるのは反則です。可愛すぎる!その直後にドアを閉めちゃう松尾さんもお茶目さん。可愛いが渋滞してた。直後にダーリアに早変わりしてドアの音真似しながら捌けていくのも可愛かった。

 

 最後に、日が経つごとにマーカスが恋しくなって軽率に松尾さんが次に出演される「マイ・フェア・レディ」のチケットを買ってしまいました。声が好きだったから仕方ないよね?本格的にミュージカルにハマりつつある気がする。