右手と左手に一つずつ

好きなことと日常生活についての雑記

マイ・フェア・レディを観た②

 前の記事で書き足りなかったことを少々。主に松尾さんのことになりそうだけど。

 

 まず、主役のイライザ。全部通して何着も衣装があったけど、どの衣装もすごく素敵でした。強いて言えばアスコット競馬の場面のモノトーンのドレスが1番好きだったなぁ。イライザの好きな場面もアスコット競馬なんだけど、貴婦人の姿でうっかり下町娘の言葉遣いが出ちゃうちぐはぐ具合がツボに入って面白かった。フレディの恋もこの失敗がないと生まれないわけだから、一瞬でもフレディとくっつかないかなぁと思った自分にとってはたまらなく好きな場面です。

 ドゥーリトルがイライザに金をせびる場面でどうにか口実を作ろうとするドゥーリトルがなんとも可愛らしい。

7/30

大げさに手を震わせるドゥーリトル

イライザ「手ぇ震えすぎじゃね?」

 

8/6マチネ、8/7千秋楽

杖をつくフリをするドゥーリトル

イライザが杖を蹴飛ばす

ドゥーリトル「あぁ、しどい!」

 

金をせびったり、鞭で折檻とかなかなかひどいことを言ってたドゥーリトルを見捨てきれないあたり親子ってこんな感じだよなぁ、と思った。ドゥーリトル親子の絡みは傍から見ている分には微笑ましくて好きです。実際にあんな親父だったらイライザ同様にお断りしたいw

 

 それから今回のお目当てだった松尾さん。出てくるのが楽しみで2回目以降は終始ガン見してました。ドゥーリトルの曲で手拍子があったりして楽しかったのもあるけど、松尾さんのアドリブが面白くて1回じゃ物足りなくなりました。特に好きだったのは酒屋の場面。

7/30

 帽子の後ろの布を立ててミッキーの物真似

8/6

やっぱり布を上手く使ってナポレオンの物真似

ドゥーリトル「私の辞書に不可能という文字は…」

店主「ない!」

8/7

再びミッキーの物真似

ドゥーリトルの憎めないオヤジ感は絶対この辺のアドリブのせいだと思う。酔っ払いならしゃーないか、みたいな感じでw

 

 ヒギンズがイライザに早口言葉を言わせようとして自分が噛んでたのはアクシデントとはいえ面白かった。その時のイライザのしたり顔も最高に可愛かった!ピッカリング大佐との絡みでイライザの発音が正しいものになったあとで2階に駆け上がっていく場面で、イライザの衣装の飾りがこうだといい感じだみたいなことを言いながらケツを撫でまわしたり、それに動揺したのか大佐がなかなかドアを閉められなかったのがちょっと可愛かったり。

 

 カーテンコールはドゥーリトルとヒギンズ夫人が仲良さげで微笑ましかった。7/30は2回目でヒギンズ夫人をエスコートしてたけど、最後はフレディの手を取って捌けたのが不満だったのかもう1度連れ戻して改めてエスコートしてたのが可愛らしくて仕方なかった。8/7にはフレディとドゥーリトルがお話ししてたり、ヒギンズ夫人がエスコートをねだったり、自由だなぁと思いながら観てました。 

 

 気付けばあと3日でお気に召すままのMy初日。大急ぎで書きました。私の脳の容量なんてたかがしれてますから、次の記憶で上書きされないうちに書きたかったのでかなり雑に…。

 話は変わりますが、来年のトニセンの舞台が当選したので今から楽しみで仕方ないです。V6がすっかり生活の一部になっていることを2年前の自分に教えてあげたい。迂闊にのぞき込んではいけないぞ、幸せとともにお財布が寂しくなるからと。でも、徹ちゃん経由でミュージカルにハマったことを考えたら無駄か。そういうわけでV6にハマってもうすぐ2年経ちます。あっという間ですね。昔書いたものをうっかり読み返すと消したい衝動に駆られますが、記憶の一部なので結局消せないジレンマを感じます。