右手と左手に一つずつ

好きなことと日常生活についての雑記

キンキーブーツとマイ・フェア・レディを観た

 7/30のマチネでキンキーブーツを、ソワレでマイ・フェア・レディを観てきました。本当は1公演しか観る予定のなかったマイ・フェア・レディですが、つべの水田航生トライアル!*1を見ていたら観劇予定の日を待てなくなって当日の朝に買いに行ってしまいました。お金と時間にほんの少しの余裕があると無駄に行動力が湧いてきますね。人生初の1日2公演の観劇です。

 

■キンキーブーツ

 1週間前に見たばかりだったけれど意外と新しい発見もあったりした。やっぱり2回観に行って正解だった。

 すごく細かいことだけどクライマックスの場面でジョージが履いてるヒールが他の人より少し太めだった。さすがにピンヒールは無理だよね。でも高さは他と大差ないし、普通に履きこなしてるのがすごかった。改めて見るとユニオンジャック柄のブーツがとてもよく似合っていて素敵でした。彼の低音の歌声も結構好きだった。それと、ダンスが可愛かった。

 チャーリーに恋するローレンは、1789のソレーヌのときとは打って変わっていつまでも見ていたいくらい可愛くなってて感動した。恋する女の子っていいなぁ。ミラノへの気持ちが空回りして孤立していくチャーリーをそっと支えるところが本当に好き。チャーリーと結ばれてよかったねって言いたくなる。

 孤立していくチャーリーの演技も初めに見たときから心臓をギュウッと掴まれるようで、2回目に見たときはそろそろあの場面だと思うとちょっと苦しくなったりした。ローラと比べたら見た目はごく普通の男性かもしれないけど、孤立して苦悩したり、父親ゆずりの靴への情熱を秘めていて思い切ってニッチな市場を開拓しようとするところは応援したくなるので見ていてすごく励まされた。

 

 ただ、少し残念なこともあったので愚痴がてら反面教師にするために書いておきたい。前屈みで観劇する人が前後左右にたくさんいて、見づらいわ集中できないわで1回目に観に行ったときはストーリーに感情移入できなかった。当然ながらスタオベする気になどなれず、モヤモヤした気持ちで帰宅しました。特に嫌だったのは特定の俳優さんが出てきたときに前屈みになっていたこと。確かに女装姿は素敵だし、ピンヒールで踊ってのもかっこよくてもっとよく見たいと思うのはわかるけど、それならオペラグラスでも双眼鏡でも使えばいいのに。観劇するようになってからまだ日が浅い自分が言うのもなんだけど、マナーくらい調べないのだろうか?作品は良かっただけに本当に残念だった。

 

 

マイ・フェア・レディ

 MURDER for Twoで松尾さんの歌声を聴いてからほかの作品も観てみたいと思って当日にチケットを買ってしまいました。その結果、うっかりハマってチケット増やして全部で3公演観ることになりました。 すごく面白かったです。キンキーブーツを観た直後だったので、客層の幅の広さが新鮮に感じました。歴史の長い作品だからこそ様々なファンがいるんでしょうね。ほとんどの役者さんが初見だったので、簡単に印象でも書いておきたいなと思います。

 

・イライザ(真飛聖さん)

 花売り娘と貴婦人のギャップが大きくて単純にすごいなぁと思った。言葉遣いを学んでいく過程や自分が研究対象でしかないことを悟って怒り出すところで色んな表情が見えるので、カラフルな積み木が入ったおもちゃ箱のようで観ていてとても面白かった。

 

・ヒギンズ教授(寺脇康文さん)

 初めて観て「なんてムカつく男だろう」と思ったwとても個人的なことだけど、独身でどこか子供っぽくて若干マザコンの気を感じるところが職場の上司とダブって見えてムカついたんだと思う。観る前は教授という役のイメージとして小難しい性格のインテリさんかなぁ、なんて思っていたけど想像以上にコミカルだった。周りにいるピッカリング大佐やピアスさんが割と落ち着いているから余計に目立つのかな?

 

ピッカリング大佐(田山涼成さん)

 THE・いい人。教授にしごかれているところをもう少し優しくするように窘めてくれたり、ドレス姿を褒めたり、基本的に優しい。教授のおかしな動きを真似してさらにおかしくなるあたりがちょっとした癒し。

 

・ピアス夫人(寿ひずるさん)

 奔放に舞台の上を駆け回る教授にピシッと言える人。もっと歌声を聴いてみたかったなぁ。ときどきビビってる教授が面白かった。

 

・ヒギンズ夫人(高橋惠子さん)

 とっても綺麗なお母様。歌はないけど要所でいいとこ持ってく感じ。こんな素敵なお母様からどうしてあの息子さんが?と若干の疑問が…。きっとお父様に似たのかな?イライザと庭で話してる場面がすごく好き。

 

・フレディ(水田航生さん)

 裕福な家柄の世間知らずなお坊ちゃま。アスコット競馬でイライザの下町言葉を聞いてまさかのフォーリンラブ。今まで知らなかったものへの好奇心もありそう。1日に2、3通も手紙を書いてしまう惚れっぷりは一直線すぎていい意味でお花畑キャラ。てっきり最後にイライザと一緒になるかと思ってた。

 

・ドゥーリトル(松尾貴史さん)

 今回のお目当てでMURDER for Twoで観たので最後にしてみました。どの場面で登場しても酔っ払っているダメ親父。娘にまで金をせびる。でも、どこか憎めないキャラクターだったのが印象的。ドゥーリトルの曲で手拍子するのが楽しかった。

 

 全体的にすごく面白くて、観終わるとまた観たくなってうっかり3回観てしまったのはちょっとした誤算だった。おかげさまで暑い夏に反して懐がとても涼しくなりました。間違ったクールビズか。

 イライザに金をせびる場面と酒場の場面のアドリブが面白かったのと、大佐がヒギンズの動きを真似るところも毎回ちょっとずつ違っていたので観るたびに楽しみにしていました。イライザはどうしてヒギンズのもとに戻ろうと思ったのかイマイチ納得できなかったのはちょっと残念。結構ひどい言い合いだったのでどうやって収めるのか楽しみにしていたのだけど唐突に戻ってきたように感じてしまいました。それと、ヒギンズの曲で「女はどうして母親のようにできない」という歌詞があったけれど、ヒギンズにとっては女と母が同じ女性でも全く別だという認識なのが興味深い。簡単に一言で片付けるならマザコンだよなぁ、と感じました。

 脚本に関してイライザの下町訛りが江戸訛りに翻訳されてるのがわかりやすくて面白かったので結構好きです。「ひ」が「し」になってたので「品のある広い額」が「しんのあるしろいしたい(芯のある白い死体)」になっててヒギンズが怖がるのが面白くて大爆笑してしまった。まだ名古屋公演と大阪公演が残ってるけど、また再演されるならぜひ観たいなぁ。気が早い?

*1:フレディ役の水田さんによる舞台裏レポのようなもの

キンキーブーツを観てきた

 先週、キンキーブーツを観てきました。公開稽古の映像を見ただけでも期待値が上がっていたけど、そんな期待値を軽々と超えていくくらい面白い作品でした。

 

 春馬君の女装姿はかなり迫力があるし、インパクトも抜群。なにより女装と言えど上半身の筋肉がしっかりしてるので見た目が完全に男性であることがすごいと思った。可愛く女装するなら徹ちゃんも過去に何度かやっているけど、男性の見た目のまま女装するのはバランスが結構難しそう。

 難しいと言ったらあのピンヒールで踊るのもだいぶ難しいんじゃないだろうか?スタイルいいのにさらに際立つし、ヒールって素敵だね。でも、マイ・ベストオブヒールはジョージ役のひのあらたさん。思わぬ伏兵でした。似合う似合わないじゃなくて「なんか好き」。よくわかんないけど好き。週末にもう1度観る予定なので好きな理由がわかればいいんだけど…。

意外とヒールが似合ってて驚いたのはドン。客席のどよめきがヤバかった。あの体格で真っ赤なヒールは存在感が違うよ、ある意味1番美味しいとこを持ってったんじゃないかな?履きなれないヒールでフラフラしながら踊るチャーリーも生まれたての小鹿のようで可愛かった。男性が履くヒールもいいもんだなぁ、もう1度観るのがとても楽しみ。

続・MURDER for Twoが面白すぎた

 友人と12日の昼公演を観てきました。前日には東京ドームでQUARTETTOデートしてきたのでジャニーズ一色の週末になりました。

 

 今回は、事件現場で事故発生編です。前回、観ていていつかやるだろうなーと思っていたアクシデントキスが起きました。ヨンカーズが男の唇を知っちゃった!「ヤバイんっ!」って歌ってたけどヤバイことがまた1つ増えたw

少年合唱団による口笛講座

スキッド「ヨンカーズ見せてやれ!」

ヨンカーズ「口をすぼめて…」

マーカス「(振り向く)」

チュッ♡

マーカス&ヨンカーズ照れ笑い 

その後に登場するヘンリーからもキスに関して言及されるマーカスが面白かった。訛りが入ったまんま「距離感わかってます?」とか、「距離感掴めないんだよ、眼鏡にレンズないし」なんてメタ発言が飛び出したり、最後にボソッと唇の感触が柔らかかったとか言うから客席はキャーッて言いっぱなしだよ?私も言ったけどw あと、マーカスがヨンカーズをくすぐってちょこまかと逃げるのも可愛すぎ!頭から離れなくて困る。

 

 グリフが死ぬ場面では、マーカスが腕を引っ張ってぐいーっと起き上がっちゃってマーカスが若干困惑してた。前回見たときみたいに痛い思いはしなかったようでよかったwあとは、レポで見かけた虹色の靴下とやらも確認。靴下以外の衣装がシンプルだったせいかやたらと目立ってた。どんな意図があったかわからないけど、色んな役をカメレオンみたいに演じ分けていく坂本さんを見てたらいいアクセントだなぁ、と思った。

 

 携帯が鳴る演出は、罰ゲームがセットの1つの上に正座で座ることになってたけどあのポジションはファンにとってはただのご褒美だった。確かに座ったら足は痛そうだったけどもしかしたら耐えてしまう猛者がいるかもしれないw何より携帯の音に反応して出てきたダーリアの顔がこの世のものではない何かを見たような顔で衝撃的だった。周りの人もちらほら「顔wwww」ってつぶやいてて腹筋壊れるかと思ったw

 

 前回観てからずっと楽しみにしてたのが、マレーとバーブの喧嘩とバレットに尋問したいのにステフが出てきて苦労するマーカス。席が下手側の前の方だったので結構近くで見られるんじゃ…なんて期待を持ってたら予想以上に近くてビビった。坂本さんのお尻がめっちゃ拝めた←ステフの「まだあたし♡」も間近で見られて満足なのです。あの可愛さなんなの?終わってから2週間経つのに発作的に恋しくなるんだよー!「可愛いは作れる」っていうのを実感しました。あと、ダーリアの歌の最後で銀色の紙吹雪(?)がいい感じに胸元に入ってだいぶエロかったのも目に焼き付けてきました。

 

 終盤で、逃げたルーを追うために少年合唱団を呼ぶときに坂本さんが松尾さんの陰に隠れて指笛吹いてた。てっきりあれも音源かと思ってたけど、音源なら口笛を吹くふりをするマーカスに隠れて指笛を吹く必要はないだろうし、きっと本当に吹いてたんだろうなぁ。何でもできちゃうのかよ、かっこいいなー。

 

 カーテンコールで松尾さんに腕を引かれて捌けていくの可愛いなとか思いながら観てたら唐突にステフになるのは反則です。可愛すぎる!その直後にドアを閉めちゃう松尾さんもお茶目さん。可愛いが渋滞してた。直後にダーリアに早変わりしてドアの音真似しながら捌けていくのも可愛かった。

 

 最後に、日が経つごとにマーカスが恋しくなって軽率に松尾さんが次に出演される「マイ・フェア・レディ」のチケットを買ってしまいました。声が好きだったから仕方ないよね?本格的にミュージカルにハマりつつある気がする。

MURDER for Twoが面白すぎた

 やっと坂本さんのミュージカルを観に行くことができました。控えめに言って最高に楽しくて笑いっぱなしでした。ミステリーコメディの二人劇のミュージカル、坂本さんの演じ分けは見事としか言いようがありません。10の役を舞台の上で自由奔放に演じる坂本さんはとても生き生きとしていて、それを受け止める松尾さんの貫禄も素敵でした。

 

  6月5日にダメもとで当日券の列に並んでみました。思いのほか枚数があったようで、1階上手側後方の席を購入。いざ会場に入ってみれば、特に見切れもなく全体を見渡せる席でした。

 

 2人が登場してピアノカバーを取る場面から早速笑いが。坂本さんと松尾さんがお互いにグイグイ引っ張り合って取られた松尾さんは上半身がピアノに倒れ込み、対して取った坂本さんはしたり顔。うん、かわいい。松尾さんがピアノを弾き始めると横からちょっかいを出す坂本さん。低い音をポンと出したり、弾くふりをして手を挙げたまま止めたり、最終的に突き飛ばされていたずらは終了。これだけでもおもしろかったけどまだ始まったばかり、ここから一気に場面は誕生日のサプライズ、そのために物陰に隠れるダーリア登場。意表を突くような声色で第一声がかなり衝撃的でした。ドアをくぐるたびに様々な人物が入ってきましたが、誰1人として同じ声の人がいない。アニメや声優大好き人間なので役によって声色を変える人がいるのは知っていますが、短時間で声色を変えながらしゃべって歌ってそれを2時間続けるのは至難の業だと思います。そこにピアノの演奏も加われば難しさは天井知らず、熱が出るのも納得です。

 

 初めは、テンポが速くてついていくのがだったけど登場人物を把握した後はすごく面白かった。例えばダーリアの「パーフェクトで愛しいサプライズ」でアーサーが死ぬまでの状況説明をしていくなかで、過去を遡りすぎて生まれたころのことを歌ったりしてマーカスが突っ込むところとか好き。ダーリアの人の話すことを聞かない特殊能力のくだりも面白かった。マーカスとセリフがガッツリ被っているので全部聞き取るのは難しかったけどあのテンポの良さはクセになる。マーカスとの絡みで好きだったのはちっちゃなダーリアちゃんの場面。指を動かし2階に上がるダーリアちゃんにマーカスが

 「ダーリアちゃんは何者ですか?ちんあなごですか?」

なんて言うもんだから若干素っぽい笑い方になるダーリア。もう1度指をクイクイ動かすと自分で

 「ほんとだ」

とか言っちゃうから余計に笑いがこみ上げてきちゃった。セリフはうろ覚えでニュアンスだから正確じゃないけど多分こんなだったはず。あと、役の変わり目でダーリアの見た目のままマレーのセリフを言っちゃうハプニングもあったり。

 

 マレーとバーブの口喧嘩の場面はマレーの低い声とバーブの金切り声をクルクルと切り替えて歌っていて圧巻。それからこの2人は思いのほか下ネタ満載、「阿婆擦れ」だとか「粗チン」だとか言い合ったり、喧嘩してたはずなのに2人で抱き合って股間をまさぐったり。やりたい放題といっても過言じゃなかったwアーサーの小説の中で暴露されているマレーの秘密がバーブに対する愛情というのが可愛らしい。ツンデレかな?

 

 1番好きな曲の1つは少年合唱団の「もっとさらにヤバイん」。少年たちの可愛さと裏腹に歌詞がエグいというか結構おぞましかった。12人いたはずの合唱団は減った理由がテントの火事だとか、この辺が後で出てくる消防士のヘンリーとの接点だったのかな?子供の無邪気なところがちょっと怖い。でも、やっぱり可愛い方が勝っちゃったんだよなぁ。ヨンカーズの「ばぁななぁ」とか「ゆあうぇるかーむ」の言い方とか仕草が可愛すぎてマーカスがメロメロになるのも仕方ないと思う。中の人44歳だけどショタコンになったかもしれない←

 ヨンカーズの圧倒的な可愛さで霞んじゃうけど、「ヤバイんっ!」でティミーがキメポーズするのも可愛いしスキッドがマーカスの股間狙ってたのも可愛かった。子供ってよくやるよね、ああいうこと。

 

 もう1曲好きだったのがステフの「パートナーが必要」。坂本さんの演じる女性役はどれも愛嬌があって素敵だったけど1番好きなのはステフだった。終始元気に跳ね回ってる印象が強かったのに、この曲を歌っている時にマーカスがバレットに夢中で色んなアプローチをしていて、ドア1枚隔てただけじゃきっと全部ステフにも聞こえてるだろうから切なさが3割増。このギャップがかなり好き、本当に音源化してほしい。ルーのことをよくやってるというけど、やっぱり自分がピッタリなんだという主張をするあたりいじらしくて可愛かった。髪の毛を耳にかける仕草も可愛さプラスしてた。特にマーカスがバレットを尋問したいのに「まだ、あたし♡」なんて言って何度もステフがでてくるくだりは2人芝居ならではといった感じでおじさん2人が可愛くて仕方なかった。

 

 バレット役のときは坂本さんの足の長さが際立ちすぎてめまいがした。何であんなに長いの、見せつけるの?かっこいいの?足でピアノ弾いたのはビックリした。あれ届いちゃうのかよ。あと、体のしなやかさがすごかった。色気の塊だよね、純粋な陪審員が殺人を正当防衛によるものと言っても仕方ないわwというかヴァネッサとバレットの裏の顔が危なすぎるwそんな人にばかり心惹かれるマーカスは大丈夫なんだろうか?まさか、ステフが将来的に危ない女の子になっちゃったらどうしよう。

 

 マーカスとグリフの友情の歌も面白かった。特にこの2人の連弾が好きだったなぁ。最初は「アーサーを殺してやる」と言っていた人物を教えてもらうためだけだったようなのに、だんだんノッてきてグリフに愛してると言わせるところとかね。ここのところのネタが関ジャニだったのは予想外に面白かった。おぼろげながら覚えているので書いておこう、忘れないように。

グリフ「ある1人の患者に、エイッと」

マーカス「患者にエイッと…誰ですか?」

グリフ「誰とは?」

マーカス「ハマ…」

グリフ「ハマ…?」

マーカス「いやww」

グリフ「言っておくが、ハマなんてメンバーはおらん!」

 あと、死の瞬間に音楽をとマーカスに頼む場面でピアノを弾こうとするのを引き留めて「ヒトリニシナイデ…」って言うその言い方が可愛すぎた。その後マーカスがグリフをピアノのそばに運ぼうとして、体が浮くだけで全然動かなかったり、死にかけの人間とは思えない力で腕を突っ張って動かないようにしてたりして随分笑った気がする。で、最後には引っ張ってた手がすっぽ抜けてグリフが床に手を強打してた。よほど痛かったのかギュッと体を丸めて痛みに悶えてたのが妙にツボった。その時のマーカスの言い訳が

マーカス 「あんたヌルヌルしてるから」

グリフ「頑張ってんだもん」

ヌルヌル?汗かな?そりゃ2人で出ずっぱりですし、ヌルヌルもしちゃうよね。 

 

 その後、唐突に便所からヘンリーが登場したのはいいけどやっぱりキャラが濃すぎたwすんごい訛ってる。で、訛ったまま歌う。何とかして帰ってもらおうと奮闘するマーカスの振り回されっぷりが面白かった。あと、やたらと声が良かった。

 

 他の演出の部分だと、マーカスの携帯電話が鳴ってそれをお客さんの携帯電話だと勘違いして電源を切るように言うくだりがヤバかった。

坂本「電話が3回目なったらどうする?」

松尾「世田谷署に自首する?」

坂本「どこに?防犯課?」

松尾「環境課…w」

坂本「僕らもいい大人ですからw」

松尾「じゃあ吉野家でおごり」

坂本「つゆだくでもいい?」

松尾「(頷く)Bセットで」

坂本「僕は並のつゆだくで」 

携帯電話のくだりは素の松尾さんと坂本さんという感じだっただけに余計に面白かった。基本的におじさん2人の会話を楽しむ時間w

 

 今回のミュージカルを観る前から何となく思ってたのが「1回だけじゃ満足できない」 ということだったけど、観終わってから間違ってなかったと思った。面白すぎたもん。複数の役を見事に演じ分ける坂本さんや松尾さんとの腹筋が捩れるような面白い掛け合い、ピアノ演奏をする坂本さんなど色んな姿を楽しめる作品でした。アンケートにも書いてきたけど是非再演してほしい。それが無理ならCD化しましょ!今オリジナル版のサントラをポチッちゃいそうなんですよ!

CD化と言ったら1789のCD発売が決まりましたね、勿論買いますよ(唐突)

ちょっとミュージカルそのものにハマってしまったかもしれない。他の作品も観てみたい。来月にはキンキーブーツを見に行く予定なのですごく楽しみ。1789で初めてミュージカルを観てから早々に1公演じゃ足りなくて後悔したのでダメもとでも当日券に並んでよかった。グッズもとても可愛くて、早速職場で活躍しています。ただ、マーダーロスがしばらく続きそうなことだけが最近の悩みです。

Forever Plaidを観てきた

5月1日に千葉からはるか遠く島根まで行ってきました。

 

スパーキーとジンクスが可愛い

どうしてあんなに可愛いんですか!

 

 初演のときはまだV6にハマる兆しもなかったのに、ハマってみればこんなに面白い人たちがいるのかと転がり込んだわけで、今回もしっかり楽しんできました。

 

 

 上手側の座席で始まるのを待っていると通路に4つの人影が現れてしょっぱなからビックリ。近い、客席から登場するなんて知らなかったからビックリした。思わず隣に座る友人とアイコンタクトで「近くね?」「近いな」「本物だよね?」なんて会話を繰り広げました。唐突に死を迎えてしまった4人が1晩だけ現世に戻ってショーをするというお話だからか、ミュージカルを見るというよりコンサートを見るような感覚だった。

 

 4人のキャラクターが個性豊かですごく魅力的だった。1番よく覚えている場面が、現世に蘇ったのにあの世に戻ろうとするスマッジとそれを止める3人の場面。かなり序盤のあの部分が好きでたまらないのです。最後に現世から去るときに感じる寂しさが余計にそう思わせるのかな?「もっと現世にいていいんだよ」って言いたくなる感じ。クライマックスまでがずっと面白いから最後が本当に寂しかった。

 

 あとは、高音を歌うと鼻血が出ちゃうジンクスを楽しみにしてたら予想以上に可愛かった。ジンクスとスパーキーが並んでる場面もなんか可愛かった。スパーキーが客席いじりでお客さんの小花柄の服をシジミ柄って言ってたのは面白すぎて終わってから友人と2人で思い出し笑いしちゃって腹筋が筋肉痛になるかと思いました。

 

 再演されてなかったら見られなかったんだと思うと見られた幸運に感謝しかないです。本当に面白かったです。

NEWSコンは驚きだらけ

 先日、初めてNEWSのコンサートに行きました。今まで何度も行けそうになりつつも行けなかった、ある意味念願のNEWSコンです。2週間前くらいから曲を聴き込んで今か今かと待っていましたが、すごく楽しかったのと同時に沢山驚きもあったのでそっちをメインにして書いてみようかと思った次第です。多少のネタバレ(曲名)があるのでネタバレを回避したい人はブラウザバック推奨です。

 

■ファンの服装が白っぽい

 なんとなくNEWSのイメージが白だという認識はあったけれどファンも白っぽい服装の人が多かった気がする。一緒に行った友人に聞いてみたらわりと普通らしいので気のせいかもしれない。

 

■黄色い歓声が大きい

 「キャー」の声が大きい。開演直前にメンバーの円陣の声でも聞こえたのか前方から歓声が上がってた。それ以外でも随所で「キャー」と歓声が上がるので元気なファンが沢山いるんだなぁ、なんて思ったり。個人的にはチャンカパーナのときがヤバかった。確かにあれは盛り上がるよね、私も大好き。スタンドマイクが見えた瞬間にワクワクしたもん。比較対象がV6くらいしかないので何とも言えないけど、去年のライブで「フゥー」って言ってることが結構多くてグループごとの違いを感じられるのは楽しいです。

 

■ファンが歌うときのキーが高い

 多分これが1番驚いたかな。愛言葉で周りの人たちが1オクターブ高いキーで歌い出すとは思ってなかったので出だしでうっかり原キーのまま歌っちゃったよ。あの高さで歌うのは結構辛かった。みんな女の子なんだなぁ←

 

■NEWSコンはデート

 噂には聞いてたけど本当に言うんだね。「今日はイチャイチャラブラブしようぜ!」とか「みんなとのデート(ニュアンス)」って。3次元空間でラブセンより甘いことやってるよね、好き!

 

■衣装の布が多め

 最初の曲で着てた衣装がなんだか重そうで、かっこいいのにちょっとだけ面白かった。なんかモサモサしてる感じだけど結構好き。

 

 残りは東京ドームだけになりましたが、ドームでのコンサートを見るのも初めてなのでまたここに追記することがあるかもしれません。今から楽しみで仕方ありません。

今更ながら滝沢歌舞伎の感想

 4月23日に滝沢歌舞伎を観てきました。驚きがいっぱいで新しい扉を蹴破った気分です。ジャニオタ2年生、とんでもないショーを観てしまったようです。

 

 冒頭のタッキーのナレーションを聞くまで現実味がなかったのですが始まってからも夢の世界にいた気がします。すっごいね、Jr.の若い力ってすっごいね!前の週に観た1789とはまた違うパワフルさ。色んな演出があってとても楽しかった。あと、見たことない演出だらけで私の脳が全く以て理解できませんでした。

考えるな、感じろ!ということでいいんですかね?

 

 歌ったり、踊ったり、怪談話があったり、チョウチョが舞ったり、キラキラのセグウェイが走り回ったり。そういえばフライングというものを見たのも初めてですね。上演中度肝を抜かれるようなことばかりでどこからまとめたらいいのか全くわかりません。

 とりあえずJr.の子の顔と名前を一致させようと頑張った結果、健ちゃん大好きアピールの佐久間君と双眼鏡で野鳥の会をしてたら顔が好みだった岩本君となんとなく名前だけが知ってた増田君は一致しました。私のポンコツな脳では3人が限界でした、ごめんね。

 

 さて、そろそろ公演内容についてももう少し細かく書きましょうか。タッキーのナレーションから始まって幕が開いたらザ・ジャニーズの世界にグイグイ引き込まれました。健ちゃんがどこで登場するのかワクワクしながら見ているとmaybeのメロディーとともに登場。OMGコンのDVDは何度も観ていたけど、演出とダンスが変わるとまた違う良さが見えてきますね。まさか手話があんなにかっこいい振りになるとは思っていませんでした。間奏で入るOMGコンver.の振りも生で見られる日が来るとは思っていなくて嬉しすぎて泣きそうになったVオタ2年生は私です。バックで踊ってた佐久間君と林君もすごくかっこよくて目のやりどころに困りました(笑)

 

 記憶がだいぶ薄れちゃったせいであまり覚えてないけど、最初にフライングがあったのは4剣士だったかな?すごくびっくりしたことは覚えてる。あと赤い衣装を着たタッキーがかっこよかった。

 

 そして突如始まる怪談。なにこれ怖い。Jr.の子が1人で語る感じなんだけど怖いよ!さっきのかっこいいのはどこ行っちゃったの?3階席で映像の上の方が一部見切れてたけど怖いから!緩急があるというレベルで収まってないw雪女にすっかり冷やされました。

 

 えらく怖いものを見た後にまたかっこいいのがくるのが堪らない。怪談の流れからゾンビ(?)発生?そこからMASK DANCEで再び健ちゃん登場。高い背もたれのある玉座に座る健ちゃんの皇帝感がハンパじゃない。赤いナポレオンジャケットがそれを一層引き立てている感じで眼福♡

 何よりあのダンス、かっこよすぎて私の心なんて簡単に奪っていきましたよ!本当に足の骨折ってる人の動きには見えませんでした。途中で立ってたもん、すごいよホントに。V6で見たダンスとはまた違う感じで、心底ダンスが好きなんだろうなぁと思ったり。背中から(正確には椅子から?)羽根が生えてきたときはとうとう健ちゃんが天使になったかと思った。一気にファンタジーの世界の中に入っちゃう感じで、脳裏に焼き付いて離れない。DVDが発売されたらきっと買っちゃうだろうしリピしまくるだろうなぁ。

 

 と、ここまで書いてから再び書き始めるまで2週間以上空けてしまったので色んなことを忘れてしまいました。お化粧タイムで佐久間君が健ちゃんの彼女を名乗っていたことや鼠とお丸のやりとりが面白かったこと、LOVEのフライングで健ちゃんが目の前に見えて友人と大興奮したことくらいしか覚えていません。こんなポンコツ頭では、これから発売されるであろうDVDで思い出すのがやっとでしょう。DVDが待ち遠しいです。